最近は終電で帰っているんだけど、忙しいほうがかたい本を読めたりして。
 しばらくぶりでフーコーなどを論じている本を紐解き、またロラン・バルトの『明るい部屋』(そんなに小難しくない)を読みなおしているのだ。
 中村秀之先生の『瓦礫の天使たち』は難しいけど、あらためて学ぶことが多い。「第3章 重力の天使たち」で論じられるチャップリンのある敗北の歴史に胸が詰まる。
 

瓦礫の天使たち―ベンヤミンから“映画”の見果てぬ夢へ

瓦礫の天使たち―ベンヤミンから“映画”の見果てぬ夢へ