今日は休みだったから、久しぶりに隣街のツタヤに行きDVDを眺めた。僕の街には今は本屋がなくて、隣街のツタヤが一番充実している。ツタヤにろくに本が置いてないだろう、というのは都会人の感覚。こんなの置いてあるの?という驚きが田舎のツタヤにはある。以外にSFが充実していたり。
 DVDを眺めて『猿の惑星征服』『オーメン』を買おうかなあと悩んだけれど、結局『プレデターズ』と『ロビン・フッド』を購入した。『プレデターズ』はエイドリアン・ブロディが主演。『戦場のピアニスト』の人がシュワルツェネッガー的な役どころを演じるのと驚き?でもない。もはやシュワルツェネッガー的なものは王道を退いたから。スタローンのみが生き残っているのは、役者として異様で*1、ある意味トラウマティックな存在だからだろうか。
 作中で過去にプレデターの住むジャングルで生き残った兵士がいたということでシュワルツェネッガー=『プレデター』が参照されている。「辛くも生き抜いた者」=サバイバーとしてシュワルツェネッガーが語られているのがなんだかおかしい。しっくりこない。サバイバーとヒーローってーのは根本的に違う存在なんだろうか。
 映画自体は面白い!ってほどでもなくて。ダニー・トレホローレンス・フィッシュバーンが見せ場もなく意外にすぐ死んだのはどういう禁欲のし方だろうと疑問が残った。

  

*1:スタローンの異様さについては、たとえば町山さんの『<映画の見方>がわかる本』や丹生谷貴志著『ドゥルーズ・映画・フーコー』にも少し。